トップメッセージ

中国に根を下ろす

NSKワーナー上海

代表取締役社長 新井 稔

恩斯克華納変速器零部件(上海)有限公司(以下、NSKワーナー上海と称す)は、2005年に日本精工株式会社(以下、NSKと称す)と米国ボルグワーナー社(以下、ボルグワーナーと称す)の合弁会社である恩斯克華納株式会社(以下、NSKワーナーと称す)100%出資により設立されました。以来、親会社の高い技術力と品質をバックに、中国自動車産業の発展と共に歩み、乗用車のオートマチックトランスミッション(AT)化をはじめ、その他多様な自動変速機の開発・普及に大きな役割を果たしています。

NSKワーナー上海は、ワンウェイクラッチ、摩擦材、クラッチパックといったクラッチ製品の製造に取り組んでいます。NSKとボルグワーナーのグループ企業として、その両会社のネットワークを生かし、現在では、日系、欧米系、中国系を含め、各専門メーカー様に製品をお届けしています。

近年、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。自動車業界におけるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)が進展し、地球環境も考慮した技術変化の波の中にいます。こうした時代が求める社会ニーズやこれからの豊かな社会への変化に即応した基盤技術と新製品技術とを融合させながら、新たな価値を創造し続け、貢献してまいります。

また、NSKワーナー上海は、円滑で安全な社会に貢献するため、安全・品質・コンプライアンス・環境の4コアバリューを最優先に、中国に根を下ろし、社員一丸となって信頼と期待に応えるモノづくりを目指してまいります。

NSKワーナー企業理念

NSKワーナーは、ワンウエイクラッチ、摩擦材およびクラッチパック製品を通じて顧客、取引先、従業員そして地域社会へ貢献するとともに、地球環境保全を目指し、信頼されるにふさわしい次代に繋げるグローバルな企業体質の発展向上に向けて活動します。

NSKワーナー経営姿勢

  1. 品質至上のモノづくり

    「品質至上」を基本として、お客様第一の考え方に立ち、「品質」の意味を「仕事の質」、「人の質」さらには「経営の質」と広く捉え、常に品質の安定と向上に努めます。

  2. 提案型企業

    お客様の喜びと信頼、期待を求め、常に時代を先取りする製品機能の開発とそれに要する支援技術の強化を図りながら、お客様に積極的な提案を行います。

  3. 私たちが目指すもの

    2024年は、
    「モノづくりの向上と新製品への挑戦 全社一丸 NW-S価値の創出」
    をスローガンに掲げ、「明るく元気で夢ある企業」を目指してまいります。

董事長    新井 稔